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一般的に適正サイズとされているのは、縦の植毛が3列になっており、横の長さが「親指の幅」もしくは「人差し指の先から第一関節までの長さ」に等しいものです。
ヘッドが大きすぎると、奥歯や歯の隙間などの細部に毛先が当たりにくく、磨き残しが生じやすくなります。
おすすめの形は、まず毛が密集しすぎていないものです。適度に隙間があることできちんと乾燥し、不衛生な状態になる事態を避けられます。そして、毛先の切り口はフラットになっているものが良いでしょう。ギザギザのものに比べて圧力が均等にかかり、きちんと磨けるといわれています。なお、毛先を軽く歯に当て、小刻みに動かすブラッシングを行う場合は、毛先が短めのタイプ(10mm以下)のものを選んでください。
また、歯ブラシの柄にもさまざまな種類があります。角ばっているものや丸いもの、湾曲していたり、手元に飾りがついていたり……実際に自分の手で持ってみて、どんな角度でも握りやすく、使いやすいものを選びましょう。
ちなみに、湾曲しているものは上の奥歯の後ろ側を磨くのが難しく、突起があるものは指を動かすときに邪魔になる場合があります。基本的にはストレートで、突起のない単純な形状がおすすめです。また、持ちやすさを考えると、断面が楕円形になっているものがベスト。鉛筆を持つように握り、毛先が広がらないくらいの強さで優しく磨きましょう。
一般的におすすめなのは「ふつう」タイプです。「やわらかめ」では毛先が滑って歯垢をしっかり除去できません。ただし、歯茎が弱かったり、歯肉炎で出血しやすかったりする場合は、歯肉を傷つけにくい「やわらかめ」を使ってじっくり丁寧に磨くようにしましょう。そして、症状が改善されたら「ふつう」の歯ブラシに移行してください。
なお、歯ブラシの毛の材質にはさまざまな種類がありますが、おすすめは最も多く使われている「透明のナイロン素材のもの」です。
動物の毛を使ったものはたんぱく質でできているため、口腔内細菌が付着して不潔になりがち。乾きにくいことも難点です。ただし、ナイロンも吸水性はあるので、交換時期を守って使用するようにしましょう。また、ナイロン製でも色のついたものだと、色素が混入することによって弾力性が低下してしまうこともあります。
歯間ブラシで歯茎と歯の根の境を擦ると、プラークをしっかりとこそぎ落とすことができます。このときに強く擦りすぎると、ブラシの針金で歯を傷つけてしまうので、くれぐれも優しい力でケアしてください。
ブラシの毛先が痛むまでは、繰り返し使っても大丈夫です。ただし、使用後はブラシ部分を流水で洗い、風通しの良い場所に置いてしっかりと乾燥させてください。
フッ素が入っているもの、低研磨、低発泡のものがおすすめです。必要であれば、知覚過敏の薬剤が入ったものを選びましょう。ちなみに、適切な歯磨き粉の量は歯ブラシの毛先1/3(小豆大)くらいです。
学術的な研究において、唯一虫歯予防効果が認められている成分です。歯垢の中の細菌は、食事を餌にして酸を出し、歯の表面のエナメル質を破壊します。しかし、そこにフッ素を塗布すると、歯垢による酸の発生を抑制して歯の修復(再石灰化)を促進してくれるのです。
さらに、歯の表面をより酸に強い構造に変えてくれる効果もあります。フッ素の入った歯磨き粉を使うと、そうでない場合に比べて、26%も虫歯の発生を抑制できたという報告もあるほどです。
私たちの歯の表面には、日々の食事によってどうしても着色汚れがついてきます。そして、この汚れは歯ブラシだけでは落としきれません。そこで活躍するのが研磨剤です。主な種類としては、「炭酸カルシウム」「炭酸水素ナトリウム(重曹)」「無水ケイ酸(シリカ)」などが挙げられます。
ただし、研磨作用が強すぎると、表面のエナメル質を削ってしまったり歯茎を傷つけたりする危険性があります。そうなると逆に着色しやすくなったり、知覚過敏の原因となったりするので注意が必要です。
知覚過敏は、歯表面のエナメル質の内側にある象牙質に、直接刺激が加わることで起こります。多くの場合、原因は歯の磨きすぎや歯ぎしり。こうした悪習慣によって、エナメル質が削れたり歯茎が下がったりして、象牙質が露出してしまうのです。
そこで有効なのが、知覚過敏の薬剤が入った歯磨き粉を使うという手段です。具体的には、「硝酸カリウム」や「乳酸アルミニウム」といった成分が挙げられ、これらは外部からの刺激に対して一時的にバリアを作ってくれます。また、エナメル質と同じ成分である「ハイドロキシアパタイト」も、表面もコーティングすることで知覚過敏に効果があるといわれています。
なお、歯磨き粉には「塩化セチルピリジニウム(CPC)」や「イソプロピルメチルフェノール(IPMP)」といった殺菌作用のある成分が配合されていることもありますが、歯周病の治療効果は期待しないほうが良いでしょう。なぜなら、歯周病の原因菌はバイオフィルムという防護膜に覆われており、さらにその多くは歯ブラシの届かない歯周ポケットの奥にいるからです。歯周病によって起こった炎症を若干緩和してくれることはありますが、決して治してはくれません。
日本では、毎日歯磨きをする人は全体の90%、毎日2回以上磨く人は70%以上と、歯磨きの回数は世界的に見ても多いほうです。しかし、1回にかける時間は短いといわれています。口の中が唾液や泡でいっぱいになったら一旦吐き出すなどして、最低でも3分間以上は磨きましょう。
洗口剤は、ブラッシングを補助するもの、より完璧にするものです。ブラッシングの前後に使用することで、より口の中をきれいにできます。
プラークを柔らかくする作用があり、ブラッシングの効果をアップします。具体的には「エピオス洗口剤」などが挙げられます。
仕上げの消毒であったり、歯を薬剤でコーティングしてばい菌がつきにくくしたり、フッ素などで歯を強くしたりといった効果があります。
なお、洗口剤を使用する際は「洗口剤だけに頼らない」という心構えを持つことが大切です。どんなに優れた成分を含んだものでも、プラークは歯ブラシでないと除去できません。必ず入念にブラッシングをしましょう。
奥歯や歯並びが悪いところは、通常の歯ブラシがやや届きにくく、磨きづらいものです。そんな部分を磨く際は、「タフトブラシ」を使いましょう。
タフトブラシとは、コシが強く短い毛がついた小さな歯ブラシです。ブラシの先が少し曲がっているので、奥歯の裏側にもきちんとブラシが届きます。生え始めの親知らずにも効果的です。
Dr.小塚
医療法人 つゆくさ歯科医院
院長 小塚義夫
患者さんのお悩み、お話しを最後までしっかりと聞いて、
患者さんが本当に望む治療を提供できる歯科医院を目指しております。
名古屋市緑区の歯医者・つゆくさ歯科医院へどうぞ安心して何なりとご相談いただければと思います。