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歯周病は治せるの?

歯周病と「上手に付き合うこと」が大切

歯周病を完治させるのは難しいことですが、症状が出たり悪化したりしないようにコントロールすることはできます。

歯周病になってしまった場合の最善策は、しっかりとコントロールしながら上手く付き合っていくことと言えるでしょう。

このコントロールは、歯医者さんで薬などによる治療を受けるだけでは実現できません。歯周病治療において、「プロに任せれば良い」という他力本願な考えは厳禁。患者さんご自身でのセルフケアが非常に重要になります。

自分が積極的に治療に参加し、歯医者さんと一緒に直していくという気持ちがあって初めて、健康な口腔を維持することができるのです。

歯周病治療の具体的な内容とは?

歯周病治療は、大きく3つに分類することができます。

  • 1つ目は「歯周病菌」に対するアプローチ
  • 2つ目は「免疫力」に対するアプローチ
  • 3つ目は「噛む力」に対するアプローチ

それぞれについて、さらに詳細に見ていきましょう

歯周病治療(1)「歯周病菌」に対してアプローチする

まずは徹底的に歯周病菌を減らす

歯周病治療のメインとなるのが、歯周病菌に対するアプローチです。歯周病治療は、まず歯周病菌の数を減らしていくことからスタートします。歯茎の溝や隙間に隠れていたり、古くなって歯石になっていたりする菌を徹底的に除去していきます。

「歯石を除去する」と口で言うのは簡単ですが、これは実はとても難しいことです。歯は全部で28本あり、それぞれにとても細かい溝を持っています。そこに入るくらい小さな器具を使って1本1本掃除していく……とても手間がかかることは、容易に想像できるかと思います

しかも、溝の中をいくらきれいにしても、食事をすれば菌は増えてしまいます。その度にしっかり取り除いてあげることが必要ですし、それには歯茎の溝近くまで上手に歯磨きするスキルを身に付けることが必要不可欠でしょう。

歯茎の溝近くをきれいにする歯磨きを、食事の度に行う。これが歯周病治療において欠かせません。

丁寧なセルフケアが、歯周病菌が住みにくい口腔をつくる

丁寧な歯磨きをこまめに行うことは、最初のうちは面倒に感じるかもしれません。しかし、根気良く歯茎の溝を常にきれいにしてあげると、溝が引き締まって深さが浅くなります。歯茎の溝が浅くなると、歯周病菌が居つくスペースはどんどん小さくなり、たとえ少し菌が残ってしまっても、大量に増えることはできなくなります。コツコツ積み重ねていけば、着実に歯周病を発症しにくい口腔をつくれるのです。

初めの一ヶ月くらいは、どんなに面倒でも意識的に行い、習慣づけてしまいましょう。自然と正しく歯磨きできるようになることがゴールです。

菌を減らすこと、そして菌が住みにくい口腔環境をつくっていくこと……この2つが、歯周病菌に対するアプローチになります。

歯周病治療(2):免疫力に対してアプローチする

人によっては、先天的に免疫異常があるなどの理由で、生まれつき歯周病になりやすい体質であることもあります。残念ながら、こうしたケースに対する治療方法はまだ確立しておらず、歯周病になりにくい生活習慣を心がけることしか解決策はありません。

歯周病になりにくい生活習慣とは、例えば良質な睡眠をとること、ストレスを溜めないこと、適度に運動すること、栄養バランスのとれた食事をすることなどが挙げられます。特にたばこは今すぐにやめることをおすすめします

とは言っても、一度定着した生活習慣を変えるのはとても難しいことです。習慣化された行為は無意識で行っていますから、例えば甘いものが好きな方であれば、自分でも気付かないうちに甘いものを手にとってしまいます。たばこも同じで、食後に「一服するか」と無意識にたばこに火をつけてしまうものです。こうした場合は、一ヶ月などと期間を決めて、意識的に禁煙することが有効でしょう。

こうした積み重ねによって、免疫力を高める、または免疫がないことをカバーすることができます。これが免疫力に対するアプローチです。

歯周病治療(3):噛む力に対してアプローチする

歯周病が進行している場合は「噛む力」に対する配慮も必要

歯を支える骨とは、すなわち噛む力を支えているものですから、この骨が溶けてしまうと、噛む力に負けて歯周病がさらに悪くなってしまうのです。つまり、歯周病になっていない方は、「噛む力に対するアプローチ」はあまり必要ではありません。

これが必要になるのは、歯周病が悪化して骨が溶けてしまった方です。ここまで進行してしまった場合には、歯周病菌・免疫力へのアプローチに加えて、噛む力に対するバランスをとっていくことも必要になります。

噛む力に対するアプローチとは?

具体的には、まず噛む力に耐えられるように、噛み合わせのバランスを整えていきます。例えば歯並びを調整したり、歯と歯をつないだり、噛み合わせを調整して悪い歯にかかる力を分散したりといったことが挙げられます。

そして、もう1つは歯ぎしりや噛み締めへの対応です。皆さんは、口を閉じている状態で上の歯と下の歯が接していますか?正常な状態であれば、上の歯と下の歯が当たらないものです。

しかし、無意識に当たっている方も少なからずいらっしゃいます。実は、これは非常に歯に良くないこと。歯ぎしりや噛み締めと同じで、ずっと歯を合わせていることは、すなわち噛む筋肉や周りの神経に、不要なタイミングであるにもかかわらず信号を送っていることになります。骨にも過剰に力が入ってしまうでしょう。これは、歯周病だけでなく、知覚過敏にも良くないとされています。歯がしみやすい方も、こういうしたクセをお持ちです。

では、どうしたら良いか。寝ている時は意識しようがないので、マウスピースをつけていただくことをおすすめしています。

歯ぎしりや噛み締めのクセがあるかないかは、口の中を見れば大体分かります。現代の食べ物で歯が削れるほど固いものはないので、歯が削れている方は間違いなく歯ぎしりをしていると言えるでしょう。

なお、こうした傾向は女性、繊細な方に多く見られます。思い当たる方は、一度歯医者さんに相談してみることをおすすめします。

正しいセルフケアを習慣化する、生活習慣を改善する、必要に応じてマウスピースを使って噛み合わせなどを改善する……このように、歯周病治療は患者さんご自身でのケアが非常に重要です。

もちろん、そのサポートは私たちプロがしっかりと行います。きちんと当事者意識を持って、主体的に歯周病治療に取り組むようにしてください。

院長 小塚義夫

患者さんのお悩み、お話しを最後までしっかりと聞いて
患者さんが本当に望む治療を提供できる歯科医院を目指しております。
名古屋市緑区の歯医者・つゆくさ歯科医院へどうぞ安心して何なりとご相談いただければと思います。

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